地中海料理の歴史を語る時

食文化すべての原点はオリーブオイルにある

と言っても過言でないくらい

重要な役割を果たしています。

 

オリーブの木の野生種は

人類の歴史以前に既に存在していたことが

発掘された化石により明らかにされています。

その長い長い歴史を遡って見てみましょう。

 

 

 

オリーブオイルの起源

オリーブには野生種と栽培種があり

野生種は人類の歴史以前から自生していました。

 

5000年~6000年にかけて

その野生種を「栽培」するようになったことで

栽培種がどんどん増えていきました。

 

原産地とされるのはシリアからトルコにかけて。

栽培はシリアとクレタ島で盛んに行われ

地中海東沿岸で始まったオリーブ栽培技術は

海上交易を盛んに行っていたフェニキア人の手によって

地中海西沿岸(南イタリア、南フランス、南スペイン、北アフリカ)にまで伝わりました。 

 

 

北半球では北緯30~45度にかけて

南半球でも南緯30~45度にかけてが地中海性気候で

オリーブやブドウの栽培に適しています。

 

紀元前3世紀にイタリア半島を統一したローマ帝国の下

占領した土地にはオリーブが栽培され

搾油の技術やオイルの保存方法などが確立されました。

 

当時オイルは食用のみならず、灯火用、医薬用、化粧用などに利用され

人々の生活に深く浸透しておりました。

 

こうしてオリーブオイルは地中海沿岸地方の人々の生活に

なくてはならない物として彼らの文化に深く刻み込まれていったのです。